呉港季節便り
色合いの寂しかった山の風景も,気づけば萌え木色に色づいています。山肌に咲いているのは山桜でしょうか,薄桃色に花開いています。校舎からの遠景が春を感じさせる頃合いとなっています。
敷地内の卒業記念樹も年々枝ぶりを広げており,精一杯の花を見せてくれています。
アスファルトの継ぎ目で可憐に咲くスミレを見つけました。過酷ともいえる場所で懸命に咲く姿がいじらしくもあります。
よく見ると,色合いや模様が少しづつ違っています。一株ごとにたくましく,全力で生きているのですね。
明日は始業式。新学年がスタートします。呉港生も,一人一人が桜やスミレの花のようにそれぞれの色で力いっぱい咲いてくれますように。