「バイオディーゼル燃料」をご存知ですか?廃食油をガソリンなどの代わりの燃料として車を動かし、世界一周を成し遂げた山田周生さんが来校され、本校の機械科3年生、そして特進コース1年生に対して講演をして下さいました。
食用油、しかも使用済みのものを使って車が走る・・・想像もつかないようなことかと思いきや、この車でヨーロッパやアジアはもちろん、砂漠をも通ったとのこと、そしてヨーロッパでは廃食油を使って走る車が多いということ、世界中の人々が関心を寄せて山田さんに廃食油を提供されたということ(ロシアでのエピソードは面白かった!)・・・食用油は、実は、私たちのずっと身近にあった、地球に優しい燃料だったということが分かりました。
山田さんのお話によって、私たちが関心を示さなければならないことは多くあり、私たちが出来ることも多くあるのだということを教わったように思います。
様々な活動をされている山田さんは、岩手県で「菜の花 大地復興プロジェクト」を展開されています。被災地に菜の花を植えることで、土の中の塩分(津波による塩害)を除去し土壌改善することができるそうです。また、採取された菜種油を販売し、その売り上げを被災地復興支援に役立てるそうです。もちろん、この油は自動車や発電機を動かす燃料にもなります!