3月11日(水)、本校の普通科特進コース卒業生で、現在、広島大学理学部生物学科4年生の三宅純君(宮原中学校出身)が、特進コース1年生と2年生の理系科目を選択している生徒を前に、大学での研究内容や、学生生活について語ってくれました。
三宅君は、生物のDNAについて学びたいという思いから一生懸命に勉強し、広島大学に入学しました。そして大学ではアグロバクテリウムを用いた遺伝子組み換え植物の作製について研究をしており、今回は、その研究の成果を紹介してくれました。また研究を重ねる上での苦労なども話してくれ、生徒たちは難しい話の内容ではありましたが、(写真を見ていただくとお分かりのように)体を前のめりにして真剣に聞いていました。本校の生徒達にとっては、自分の学習態度・状況やこれからの進路を考えるうえで、良い刺激になったようです。この会が終わってからも、大学での様子や研究内容など更に深く聞き出そうと、三宅君の周りには生徒達がたくさん集まっていました。
三宅君は、次は同じ広島大学医歯薬保健学研究科の医歯科学専攻科に進み、ウィルスの免疫抵抗システムに関する研究をするそうです。学問に真摯に取り組み、大きくステップアップしている先輩の存在は、後輩である在校生にとっても、私たち教職員にとっても誇りです。
三宅君、今日は有り難うございました。これからも、しっかり頑張って下さい!!
( 広報部 )
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