3月22日(祝)、呉市民ホールにて、ブラスバンド部定期演奏会が開かれました。
当日は祝日にもかかわらず、たくさんの方が演奏を聴きに来てくださり、本当にありがとうございました。
今年の定期演奏会では「平和」をキーワードに、演奏だけでなくステージ構成にも力を注ぎました。部員達が平和について考えたことや、広島に生まれたことへの想いを演奏で表現しようと、時間をかけて準備と練習を重ねてきました。
カクレキリシタン3つの歌「おらしょ」の合唱では、遠藤周作の「沈黙」を朗読し、観客のみなさんにイメージを広げてもらえるよう工夫しました。また、「世界に一つだけの花」では、ハート型の風船をひとつひとつ客席に届けました。細やかな心遣いに驚かれたかたも多かったのではないでしょうか。その他、ダンスあり女装ありと、あっという間の2時間のステージでした。
ブラスバンド部は、コンクールで良い成績を残すことだけでなく、「こころ」を大切にすることをモットーにしています。万国共通の「音楽」という力を借りて、「自分たちにできることは何か」を問い続け、自分たちなりに得た答えを伝えるべく活動しています。
定期演奏会に足を運んでくださったみなさま、また開催に当たりご協力をいただいた保護者の方々、応援してくださった地域のみなさま、本当にありがとうございました。来年もさらにパワーアップした演奏会を作り上げていくつもりです。今後とも、応援よろしくお願いいたします。
ブラスバンド部顧問 横山 尚
1年間の練習の成果をしっとりと聞かせます |
女装付き「ダンシング・クイーン」 英語で上手に歌えました |
「世界に一つだけの花」 風船で思いを届けました |
カクレキリシタン「おらしょ」 歌に込められた思いを表現できました! |