8月22日(日)、エリザベト音楽大学ザビエルホールにて、第25回広島県高等学校独唱コンクールが行われました。本校からは、ブラスバンド部で2年A組の吉田一貴君が出場し、見事「優秀賞」を獲得しました。日頃は歌うための特別なレッスンを受けていないという吉田君ですが、その歌声の素晴らしさは、3月の定期演奏会で、生徒だけでなく教員も驚かせるほどでした。
生徒が自分の才能を活かし、これからもこのようなチャンスをたくさん掴んでくれればと思います。
2年A組 吉田一貴
私は今回初めて独唱コンクールに出場するために、1ヶ月前からブラスバンド部顧問の横山先生の指導の下、本格的に練習を始めました。滝廉太郎作曲の「秋の月」では、情感たっぷりに歌うために、歌詞を明瞭に発音するよう心がけました。ドナウディ作曲の「o del mio amato ben」では、高音の発声や慣れないイタリア語に苦労しましたが、音楽の流れを大切に練習しました。
本番では、張り詰めた空気の中、これまでにないほど緊張しましたが、ピアノ演奏に乗って気持ちよく歌うことが出来ました。来年は最優秀賞を目指してさらに頑張りたいと思います。