6月7日ー第6日目 晴れ 河原先生より
今日も一日、作業を頑張りました。こちらへ来て、たくさんのボランティアの方に出会いましたが、他府県から来られた方が多いことに驚きました。横浜から車に乗ってたった一人で来られた方、大分の消防団の方たちは、1週間交代で現地に来られます。また、キャンピングカーにのったお医者さんと看護婦さんは、被災地を廻って診察を続けておられます。
本当に悲惨な光景が広がるなかで、ここへ集まった人たちを見ると、「まだまだ人間も捨てたもんじゃない」と思いました。私たち一人一人にできることは例え小さなことでも、やるのとやらないのとでは大違いです。現地へ来て、この状況を自分の目で見てよかった。それは、野次馬の目線ではなく、本当に人間がなすべきこと、これからいかに生きるべきかをはっきりと悟ることができたからです。明日は作業最終日です。
参加卒業生 竹田君
宮城へ来て強く感じたことは、被災された方たちが、本当に前向きに生活しておられるということです。家が壊れたり、家族を亡くされた方もいるのに、復興作業に取り組み、私たちボランティアに地震のことを話してくださいました。
遠い広島に住んでいると、なかなか実感がわかず、自分のこととして震災を捉えにくいけれど、節電や義援金などでこれからも支援を続けていきたいと思います。残りわずかのボランティア活動となりましたが、自分のできることを最後まで頑張りたいと思います。
参加卒業生 藤井君
ボランティアを始めたばかりの時は、周りの状況に戸惑い、なかなか効率的に作業を進めることができませんでした。でも今は、自分のしないといけないことが分かるようになり、スムーズに作業が進みます。呉港のチームワークも抜群で、2日でやる作業を1日で終えました。作業の時は、みんな集中して黙々と働きます。
私はここへ来る前、「ボランティアの数が多すぎる」という報道を目にしました。確かに多くの人がボランティアに来ていますが、とてもじゃないけど、人手は足りていません。3カ月経っても、まだまだ復旧していない所が本当に多いです。
体調はみんないい方ですが、海の近くなので、魚やタコが流れ着いて、腐ってウジがわいたりしているのを見ると、気分が悪くなることがあります。私も一度、お腹が痛くなりました。とはいえ、作業をするとかなり汗をかいて暑くなるのですが、熱射病などもなく、みな元気に頑張っています。
自分のやることが人の役に立つのなら、ぜひ復興の力になりたいと思い、このボランティアに志願しました。ここで感じたこと、学んだこと、見たこと、聞いたこと全てを、一つも無駄にしないように、広島に帰ってからも、復興の手助けをしたいと思っています。
ボランティア活動5日目です。朝飯を各自食べてスタートです。頑張ります。 6:42 |
今日は鹿妻南地区の被災現場のごみ・泥・ガレキ撤去作業です。みな頑張っています。 8:32 |
個人の家です。頑張ります! 9:02 |
休憩中です。 9:44 |
午前中までに撤去しました。今昼休みです。しっかり休んで、午後からも撤去作業を頑張ります。 12:17
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昼からの撤去作業でだいぶ片づけました。あと少しです。みな元気に頑張って作業しています。 13:45 |
きれいに片づけました。 14:53 |
今日は本当によく作業を頑張りました。今日の目標は二棟の片づけでしたが、四棟片づけました。今から専修大学に帰り、報告して風呂に行きます。 15:50 |