修学旅行2日目 阿寒湖へ

4/9 2日目

 今年の修学旅行が例年と大きく異なった点は、普通科(文理)と工業科とで探訪コースを変更したことです。当日のコースは次の4つでした。

1号車   普通科文系 釧路湿原→和商市場で昼食→渡辺牧場→摩周湖→阿寒湖
2号車   普通科理系 国立北見工業大学→北見市内で昼食→摩周湖→渡辺牧場で酪農体験→阿寒湖
工業科A  大塚製薬・釧路工場→和商市場で昼食→釧路湿原→阿寒湖
工業科B  大塚製薬・釧路工場→北海道新聞→和商市場で昼食→釧路湿原→阿寒湖


1、釧路湿原での環境教育
 この日の釧路市の気温は10度前後と温かく、晴天にも恵まれました。約1時間半かけて湿原に設けられた木道を歩きながら、太古からの湿原の成り立ちと植物・昆虫の生態について学びました。工業科の生徒は幸運なことに丹頂鶴のつがいも見ることも出来ました。


 

     

 

 




2、和商市場での昼食
 釧路駅に近い和商市場で昼食をいただきました。ここの名物が「勝手丼」。ご飯(酢飯)を丼に盛ってもらい、鮮魚売り場をめぐって好みの魚介類を好きなだけ注文し、オリジナルの海鮮丼をつくります。かなりGoodです!


3、渡辺牧場
 70ヘクタールの広大な牧場に120頭の乳牛を飼育する渡辺牧場では、乳牛の乳搾りや餌やり、トラクターに乗っての遊覧などをしました。余りの時間には、草原でサッカーやバレーに興じ、一汗かいていました。旅の疲れもなんのその。

 


4、摩周湖
 これまで7回摩周湖を訪れている大本先生も絶賛する程、この日の摩周湖は最高でした!澄み渡った湖面を見た生徒たちも、心底感動していた様に見受けられました。
 

 

 


5、国立北見工業大学
 生徒募集に力を入れている国立大学です。こちらでは、新たな海底資源として注目されているメタン・ハイドレードの燃焼実験を見させて頂きました。また、マイナス50度の超低温実験室では、鼻毛が凍るほどの低温を体験して生徒は大喜びでした。科学研究の現場を間近に見させて頂き、生徒の進学意欲も大いにUPしたことでしょう。


6、大塚製薬
 オロナミンCの生産拠点として有名ですが、その他にもポカリスエットの缶を生産しているそうです。また、薬局などでよく見かける経口補水液のOS-1もこちらで生産されています。


7、北海道新聞・釧路印刷所
 北海道新聞が全道に新聞を配達するための生産拠点を訪ねました。王子製紙と日本製紙の工場に隣接しており、紙の供給がスピーディーに行われることで、なんと20分で新聞の作成が可能なのだそうです。

(左が北海道新聞さん。右がおなじみ「元気ハツラツ、オロナミンなんとかー!」の大塚製薬さん)