「レクイエム・ヒロシマ」初演に参加
被爆2世で全ろうの作曲家佐村河内守(45)さんの「レクイエム・ヒロシマ」の初演演奏会が5月31日,広島市中区の原爆ドーム対岸で行われました。本校ブラスバンド部員など総勢100人で原爆死没者への鎮魂と反核願いを込めて歌いました。
曲は,母音の「ア」だけを使ったア・カペラで,ときに荘厳でときに優しく流れてゆきます。本番で対岸のドームに向かって歌声を響かせると,周囲は神聖な雰囲気に包まれました。
合唱を見守った佐村河内さんは「最高の祈りを込めて歌ってもらえたことに感動した」と話さしてくださいました。