11月4日(金)に、水難事故における人命救助を行った本校3年生の 岡田祐希 君(普通科進学コース/川尻中学校出身)と、同じく瀬川宏輝 君(機械科/川尻中学校出身)に対し、呉市消防長より表彰状が贈られました。
この事故は8月に呉市内の海水浴場で起こりました。岡田君と瀬川君は、他校の友人2人と一緒に海水浴に来ており、4人で泳いでいたそうです。足が届かないところで泳いでいたところ、友人の一人が突然おぼれ、意識を失って海面に浮いた状態になってしまいました。その場ですぐ、3人が泳ぎながら砂浜まで運び、ライフセーバーの方と交代しながら岡田君が心臓マッサージを施し、その友人は一命を取り留めたそうです。
2人は当時を振り返って、「自分たちが行動を起こしていなかったら、友達は助かっていなかったと考えると怖い。すぐに行動に移して良かった。」と言っていました。そして、心臓マッサージを施した岡田君は、中学校の時に受けた心肺蘇生の講習が役に立ったと言っていました。
このことは、全校生徒に対しても披露されました。校長先生からは「いざという時に的確な行動をとることは本当に難しい。本校にこのような生徒がいてくれるのは、我々の誇りです。」とお話がありました。
左:瀬川君 右:岡田君