今年度から本校の工業科で教鞭を執られている山田修司先生が、この度ケニア共和国・ナイロビで開かれる市民マラソンのため、アフリカの地へ出発されます。といっても、山田先生がマラソンを走るわけではありません。では何のために、アフリカまで??
山田先生は昨年度まで東海大学に勤めておられ、そのときに製作を手がけたソーラーカー「ELA(イーラ)号」が、今回の大会で先導車として採用されたのです。山田先生は、地元静岡のソーラーカークラブを率いてELA号を製作し、昨年ドリームカップ・ソーラーカーレース鈴鹿でFIA(国際自動車連盟)規格クラスで優勝しました。
5月23日(日)に行われる、「第2回 ソトコト サファリマラソン」は、世界でもまれな社会貢献と環境貢献を目的とした市民マラソンす。日本の子どもたちからサイズが合わなくなったシューズを回収し、途上国に寄付する「スマイル アフリカ プロジェクト」の一環として2009年より実施されており、高橋尚子氏が先頭を走るランナーとして参加しています。またドライバーは、数々のソーラーカーレースに参加された著名なラリードライバーの篠塚健次郎氏が起用されます。
今回アフリカ訪問は2度目となる山田先生ですが、大会の見どころなどを伺いました。
2000人以上の参加が予定されているマラソン大会の先導をすることを、大変光栄に思っています。トップランナーは100メートルダッシュのようなスピードで走るのでは!?と期待しています。エコとエネルギーと社会貢献で、走れ!ソーラーカー!!
シャープ製太陽電池搭載ソーラーカー 「ELA(イーラ)号」 |