アメリカ・ブレマトン市へ交換留学生として~特進コース2年生 下岡さん

夏休みのおよそ1ヶ月間、呉市の交換留学生として、普通科特進コース2年生の下岡皆恩さん(和庄中学校出身)がアメリカのブレマトン市に派遣されました。英語の試験や面接などを経て選ばれた3名のうちの一人です。立派に親善大使としての務めを果たし帰国しました!

9月13日には全校生徒の前で留学の報告をし、留学に当たって支えてくれた先生方や友人へ感謝の気持ちを述べました。このHPでも、下岡さんのコメントを通して、留学生としての日々や現地で学んだことなどを紹介したいと思います。

( 広報部 )

【下岡さんのコメント】

私がお世話になったホストファーザーは日系4世で、日本語が少し分かる人でした。しかし、ホストマザーはアメリカ人で日本語が通じず、私の英語の力では彼女との会話は、最初は成り立ちませんでした。私は自分の英語力の低さに愕然としましたが、分からないのに分かったフリをするのは一番良くないと思い、ゆっくり話してもらったり繰り返し言ってもらったりしました。このような姿勢をホストマザーは褒めてくれたので、私もあきらめずに英語を使うことに挑戦できました。そして、最終的には2人でドライブしながら会話をすることが出来るようになり、英語を話すことが楽しくなっていました。会話を重ねるうちにホストファミリーとは本当の家族のようになって、彼らと居ることがとても心地よくなっていきました。

日本に帰る前、私が訪れたときに撮った写真を見ながらホストマザーとこんな会話をしました。

「今のあなたは、この時のあなたとは違う人物だね」「どうして?」「今のあなたは、英語をしっかり学んだでしょう!」

この言葉は、本当に嬉しかったです。

私はこの1ヶ月間、言語・文化・習慣が違う人々と交流することで、大きく成長できたように思います。英語を上手に話すことが大切なのではなく、お互いが伝えよう・理解し合おうという気持ちが大切であること、そしてその気持ちによって言語の壁は乗り越えられることを学びました。

今回の経験から学んだことを周囲の人と共有し、国際交流の輪を広げていきたいと思います。そして、いつかまた、今度はさらに成長して、ブレマトンに戻りたいと考えています。

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カテゴリー : お知らせ 投稿日時 : 2017年9月13日