性教育講演会(3年生)を実施しました。

12月17日(土)に、3年生を対象に「いのちのお話」と題して、出張専門 姫宮助産所 姫宮万寿子先生に講演をしていただきました。

講演の内容を、以下にご紹介します。

 無限無数の命に支えられて、私たちの命はいま、ここにある。私たちは父と母があることによってこの世に生を得た。その父と母にもそれぞれ両親がいる。それをさかのぼっていけば、10世代で1024人である。もっとたどれば・・・想像を絶する数になる。この祖先の命が一回も途切れずに今日に生きているのがあなたの命であり私の命である。私たちの命はつながっている。
精子が卵子と出会うまで、人間だと地球10周分の距離がある。周りに仲間がいたから、卵子にたどり着くことができた。受精後5週 胎芽といって人間の形になる前は、しっぽがあった。妊娠後半になると、赤ちゃんはお腹の中でへその緒で遊んでいる。そして、両親や周りの思いに答えながら、自分で産まれる日を選んで産まれてくる。日にちだけでなく、両親も選んでいる。(「それなら、もっと優しい母を選べば良かった」という生徒の感想もありましたが・・・)

本当に私たちの命はかけがえのないものであり、先祖や色々な人々に支えられて今ここに存在することを、改めて考えさせられた講演会でした。         ( 養護教諭 上原 )

※写真は、先生の講演資料のものを使用させていただいています。

 

先祖をたどったら・・・

こんな風に命はつながっているのですね。

赤ちゃんの入っている羊膜とへその緒を

分かりやすく作られたものです。

講演会でも見せて下さいました。