4月7日、午前7時30分、登校時間の1時間前にもかかわらず、昨日入学式を終えたばかりの機械科電気情報科の1年生が、登校して勉強しています。呉港高校の春の風物詩である1年機械科・電気情報科生徒の電気工事士の資格取得のための補習の光景です。試験日の朝まで、毎日の早朝・放課後に生徒たちは頑張ります。
10日からは、新入生オリエンテーション合宿ですが、出発前にも補習は行われます。今年は、何人の生徒が合格するでしょうか。
本校では「健康教育講演会」を各学年で行っています。
2月14日(水)には、川崎医療福祉大学教授 保野孝弘先生をお迎えし、「眠りと健康 あなたの夜更かし生活が、実は・・・」という講演を、2年生全員が聞きました。
先生の軽妙なトークと工夫を凝らしたパワーポイントのスライドに、生徒たちはぐっと惹きつけられ、しっかり話を聞いていました。私たちにとって眠りがいかに大切なことか、規則正しい生活習慣が勉強やスポーツ、人としての成長にどれほどの影響を与えるのか、改めて考えさせられました。
生徒にとっては、時には耳の痛い話も出てきたのではないでしょうか。ですが、今回の講演をきっかけに、自分自身の生活を見直し、元気に学校生活を送り、自分の実力を十分に発揮できるようになって欲しいと思います。
( 保健室 )
センター試験を前日に控えた12日(金)、センター試験を受験する生徒の壮行式を行いました。
いよいよ明日!ということで、やや緊張した面持ちの3年生たちに対して、校長先生からは「自分自身を信じ、出来ることを精一杯する、という気持ちで臨めば、緊張や不安、焦りが無くなるはず」と、また学年主任の渡山先生からは、リラックスすることの大切さや、難問・新傾向の問題が出たときのとっておきの対処法について、話がありました。そして「『受験は団体戦』という言葉どおり頑張ってきた皆さんなら、きっと大丈夫!!」との言葉に、生徒たちは肩の力が抜けたようで、表情も和らいでいました。
受験生の皆さんには、悔いの無いよう2日間しっかり頑張って欲しいと思います。
( 広報部 )
明日センター試験を受ける皆さん・・・「合い言葉」は決まったかな(笑)??
10月8日
今日は、いよいよレーススタートの日でした。私は先導車に乗って、ソーラーカーや指令車に前方の情報を伝える係でした。ですが、出発早々ミスをして怒られてしまい、自分の仕事をうまくこなせず悔しい思いをしました。その後は、どんなことをすればよいか状況をしっかりと見て、ミスをしないように仕事を覚えるよう頑張りました。
日暮れにタイヤ交換をしましたが、ジャッキが無かったので、北井先生が人間ジャッキとなっておられたので、すごいと思いました。
明日は、きちんと前方の情報を後続車に伝えていきたいと思います。
10月9日
レース2日目、コントロールストップで30分のペナルティを受けての出発でした。しかし、出発前、なぜかあまり発電しておらず、調べると電圧を制御する装置が熱で駄目になっていたのです。
また、もうひとつトラブルがありました。タイヤのパンクです。
私は黄色の旗を振って、走ってくる車にソーラーカーの存在を知らせる係をしました。初めはやり方が違っていたためオブザーバーに注意を受けてしまいました。ですが、慣れてくるとオブザーバーが何を言っているのかなんとなく分かるようになり、とても嬉しくなりました。ただ、旗を振っている間、ハエが集まってきたのには困りました。
10月12日
今日はレース開始から五日目です。
全体の約3分の2の所まで着き、天気は雲一つない快晴で、ソーラーカーにはもってこいの日です。気温もだんだん寒くなりとても過ごしやすい環境になってきました。
目的地手前で17時になってしまい、ここでソーラーカーのタイヤ交換やバッテリーの充電を行いました。
私にはタイヤ交換を5分以内にやるという目標があり、それを達成出来たのでよかったです。
レースはあと2日しかありませんが、タイヤ交換を3分以内にやりたいです。
10月13日
今朝は日本の冬を上回る寒さで、トイレに避難しなければならないほどでした。
野営したクーパーペディでソーラーカーをトラックに積み、次のコントロールストップであるグレンダンボに移動しました。
朝は寒かったのですが、日中は非常に良く晴れ、充電にはもってこいの天気でした。
ソーラーカーの充電を見守っている途中、韓国チームの人に話しかけられました。私は英語が喋れないのでそう相手に伝えたのですが、相手も英語が喋れないとのことで、お互いがジェスチャーだけでやりとりしました。ジェスチャーだけでもなんとかコミュニケーションがとれ、経験したことのない新鮮な雰囲気を味わいました。
今日の走行ルートには圧倒されました。初めて見た塩湖。どでかい湖かと思いきや、真っ白な大地が広がっているように見えました。その他、驚いたのは永遠に続く高原です。360度平たい大地が広がり、木が一本も生えていません。広大な塩湖と無限に広がる高原という組み合わせに、感慨を受けました。
高原を抜けると見慣れた土地になりました。ソーラーカーのトラブルはなく、無地にコントロールストップのポートオーガストまでたどり着くことが出来ました。そして、ポートオーガストから再出発。走行終了時刻までトラブル無く走り終えました。
明日はレース最終日。このレースが終わるのは少し寂しく思ってしまいます。明日も晴れて欲しいです。そして、ゴールのアデレードまで行きたいです。
10月14日
レースの最終日。アデレードまであと少しの所まで来ました。走行時間は午前11時までと決められていたので、チームの皆は気が張っていました。
町に着くと交通量も増え、さらにルートブックもメートル間隔になります。1つの目印を見落とすと道を間違えたり、走ってはいけない車線に入ってしまったりするからです。私はそのルートブックの情報を先生に伝える役でしたが、それがきちんと読めず、運転する先生や後続車にも迷惑をかけてしまい、恥ずかしく思いました。
このようなこともありましたが、ソーラーカーはゴールゲートを11時になる前に通過しました。私は、土井君と一緒に校旗をもってゴールゲートを通りました。無事に完走できて本当に嬉しかったです。
10月8日
朝4時に起床。トラックに荷物を詰め込み、スタート会場へ。ソーラーカーを下ろし、駐車場へ並べる。少し待ってると、トラックへ乗れとの命令が。それまでは指令車というソーラーカーの後方を走行する車に乗る予定だったが、急に変更になり衝撃を隠せなかった。
大人しくトラックに向かい、1時間ほど待ってると、スタートの合図が。それと同時にトラックも発車したが、スタート後1時間以上はソーラーカーの行方を確認することができなかった。ソーラーカーが予想以上に前を走っていたのである。ただ、確認後はソーラーカーとある程度距離を取って走行した。
順調に走行していると思われたが、バッテリーの残量が減り緊急停止。この日はスタートから7km進んだ所で終わった。
10月9日
スタートから2日目。朝早く起きてトラックへ移動。ソーラーカーの再走行場所へ移動してソーラーカーを下ろし、8時頃にスタートする。この日は朝から沢山充電することができ、ある程度充電が溜まっている状態でスタートできた。
しばらくは順調に走行していたが、急に左前のタイヤから煙が。どうやらパンクだそうで緊急停止。タイヤ交換を無駄なく進める為に、道具を用意し、必要な物を現場へ持っていく。
タイヤ交換後は安定して走行していたそうで、トラブルもなく、野営ポイントへ着いた。
10月12日
とてつもなく寒い朝だった。カッパとして持ってきた上着を防寒具代わりにして、寒さをしのぎつつ、ソーラーカーをトラックから下ろした。
8時頃走行開始。途中のコントロールストップのカルゲラまでノンストップで走行。前日と違い雲一つ無い快晴。そこからは安定したペースで走行し、次のコントロールストップのクーパーペディを目指した。
ところが、ソーラーカーが急に路肩に停止。とりあえず持っていけと言われた道具を持っていき作業をする。自分は後続の車両にいたため今でも何が起こったのか理解出来ていないが、教頭先生の機嫌から察すれば大きなトラブルでは無かったのかなと思う。
車両のトラブル(?)の修繕も終わり、コントロールストップを目指していると、急に後ろからセーフティーがやってきて、止まれとの指示が。
その後はソーラーカーを充電しつつ、夕食をとり、宿泊場所へ移動した。
10月14日
今日の朝も極寒だった。震える手を抑えながらテントを片付け、ソーラーカーを再走行&充電するための場所に移動し、そこで朝食をとり出発。アデレードのゴールまで残り約200kmほど。
アデレードに近づくにつれ、風景も変わっていった。永遠に続く地平線から緩やかな丘と小麦畑が広がる地域になる。それと同時に建物や自動車の数も増え、ソーラーカーの走行に余計に気を配る状況へと変化した。街に近づいていくと、車線や信号の数が増えるので、ルートマップで確認しながらどの車線で行くのが安全か、信号の色の確認など今までの走行ではあまり見られなかったものが増え、少々混乱した部分もあった。
いよいよアデレードの街に入り、ゴール付近まで来る。ここからは先導車後続車トラック共に入れないので、少し離れた場所にあるF1で市街地コースとして使用されたことのある公園に車を止める。この場所は元サーキット跡ということもあり、縁石や白線の跡などが残っていた。まるで野呂山にかつて存在した野呂山スピードパークのようだった。
ゴール地点までは公園から送迎してくれるシャトルバスに乗車して向かった。ゴール地点に着き、驚いたのは会場の雰囲気。全員が何かのお祭りのように盛り上がっていて陽気なオーラがそこら中に湧いていた。
夢創心がゴール地点に来たのはそれから15分後くらい。いざゴールの時となり、写真撮影になるとやはり緊張した。沢山の方が写真を撮って下さって本当に感謝。
ゴール兼写真撮影が終わった後は、ソーラーカーを車両保管の場所に移動させてから、宿泊地に移動した。近くの海はとても美しく、まだ寒い季節だが思わず海に引き込まれるような感じがした。
明日はパレードがあるそうなので、元気よくやりたい。
広島からオーストラリアのダーウィン(ソーラーカーレース出発地)まで、約14時間かかりました。長い旅でしたが、何よりも心配だったのが自分の英語力です。出発前から現地の人や他のチームの人とコミュニケーションがとれるのか不安に思っていました。オーストラリアに入国するまで、そのことで頭がいっぱいでした。
まずシドニーに着いたのですが、当然のことながら看板や標識など何から何まで英語で、何が何だか分からない状態でした。携帯の翻訳アプリに頼っている自分が情けなく思えました。
しかし、いざソーラーカーレースに向けて作業が始まると、そんなことも言っていられません。ダーウィンに到着した翌日には、ピットに入って作業を開始しました。私たちがピットに行くと、既に、車検に向けてブレーキの調整やバッテリーの充電などを行っているチームもありました。私たちの隣のチームは、ソーラーパネルを車体に付けていました。
また、この日、香港のチームからインタビューを受けました。インタビューはとても緊張し、うまく話せたか心配でしたが、終了後に「良かったよ」と言ってもらえて嬉しかったです。
10月3日は車検でした。私は車検場の外で待機し、無線で必要な物の連絡を受けたらトラックやサポートカーに取りに行くという係でした。手元の電装品の入っているボックスを開け、どこに何が入っているかを確認し、いつでも素早く必要な物を渡せるように、緊張しながら待っていました。
車検の結果、ハンドルのシャフトやライトの見え方、ライセンスプレートなどの改善点を指摘され、再車検となりました。一回で通らなかったことに、とても悔しさを感じました。
次の日から、改善作業をひたすら続けていき、6日の再車検で合格。いよいよレースに臨みます。
本番のレース、緊張もしていますが、楽しみでもあります。しっかりレースのサポートができるように、がんばりたいと思います。
※掲載している写真は、いずれも ふじわら写場様より提供していただいたものです。なお、HP掲載の都合上、一部加工させていただいています。