8月25日(月)26日(火)の午後2時間をそれぞれ使い、夏季鍛錬を行いました。
鍛錬を通してお互いが協力し合い、集団の士気を高めることで、個人の能力を伸ばし、2学期からの授業に前向きな姿勢で取り組めるようにすることを目的として実施しています。
初日は礼法と集団行動(気をつけ、礼、方向変換など)、そして校歌の練習。2日目は各クラス、学年ごとに行進練習を行いました。生徒たちは、大きな声を出し、集団がひとつにまとまるまで、とことんやり抜きました!!
( 保健体育科 竹林 )
8月19日(火)に日本赤十字社広島県支部の指導員・中川久美子先生をお招きして、教職員対象の救急法短期講習会を開きました。
けが人や急病人が発生した場合、その場にいた教職員が救急車到着までに応急処置を施すことが、生徒の救命につながります。いざという時のために、正しい知識と技術を習得する目的で行いました。
講習では、指導員の先生の説明を聞き、人形やAEDを用いながら、自分自身が声を出し体を動かすことで、私たち教職員は救命処置に対してより理解を深めることができました。
最後になりましたが、中川先生には、本当に丁寧で分かりやすい説明をしてくださいました。ありがとうございました。
( 養護教諭・上原 )
【受講した教職員の感想】
救急処置に対してある程度の知識を持っていると自分では思っていましたが、講習を受けてみると、知らなかったことや忘れていたことが多くあることに気づかされました。また、人形を使って心肺蘇生やAEDの使用訓練を行いましたが、訓練というある程度の余裕がある中でも間違えたり慌てたりすることもあったので、実際の救急の場面で落ち着いて行動することは本当に大変なことだろうと教員同士で話しました。こういった訓練や講習の必要性を改めて感じさせられました。
夏休みの折り返し地点である8月6日(水)、3年生特進コースは、大空山青年の家において勉強特訓を行いました。2泊3日の期間中、自由時間は夕食前の1時間だけという、朝から夜中まで勉強漬けの合宿です。
生徒たちは夏休みに入ってからも、学校で行われた毎日の夏期講習会等で努力してきました。この勉強特訓は、環境を変えて静かな山の中で学習に励み、受験モードを1ランク引き上げるために行いました。
本日8日(金)、勉強特訓を終えましたが、生徒たちの顔は一段と引き締まり、受験に向けて集中力も一段と上がったようです。
なお、今後は、お盆に後期勉強特訓として、英語の学習を学校で徹底的に行います。きっと、この努力が半年後には実を結ぶことでしょう。
( 進路指導部 松井 )
夏休みの8月4日(月)と5日(火)の2日間、本校において初めてボイラ取扱技能講習を実施しました。1年生から3年生が受講し、最終日の講習終了後には試験があり、28人が修了証を手にしました。
機械科3年生の見附憲斗君(広中央中学校出身)は「専門用語がたくさん出て難しい内容でしたが、2日目に実際にボイラに触れて操作をすることで、講習の内容が深く理解できました。修了証を手にすることができて嬉しいです!」と感想を述べていました。
暑いさなかの2日間ではありましたが、生徒たちは意欲的によく頑張ったと思います。そして講習をしてくださった先生方も丁寧にご指導いただきました。有り難うございました。
( 機械科・電気情報科 主事 加賀 )
技能検定の3級の試験が7月20日に学科試験・21日に実技試験が行われました。実技試験は本校で行われましたが、普段の授業とはまた違った緊張感に包まれた雰囲気の中で、生徒たちは額に汗し最後まで頑張り通していました。
「全員合格!」を合い言葉に、今年の1月から土曜休日返上で実技の補習に取り組んできました。さらに学科試験対策として、放課後に補習を行い、過去問を合格できるまでやり抜いてきました。
機械科2年生の木村翔希君(宮原中学校出身)は普通旋盤3級に挑戦し「実技試験では旋盤のダイアルの目盛を合わせるのに緊張しましたが、いつもの力が出せてよかった。旋盤の操作に自信が付きました」と感想を述べています。
合格発表が待ち遠しいです!!
( 機械科・電気情報科主事 加賀 )
7月4日(金)、広警察署生活安全課より広島県警部補・少年係長 福井健一先生に来ていただき、犯罪防止教室を実施しました。
講演のテーマは、ずばり「サイバー犯罪」です。その利便性からスマートフォンなどで気軽にインターネットに接続し、思わぬ犯罪に巻き込まれていってしまう事例が、映像を通して紹介されました。再現映像の主人公は中学・高校生でしたので、生徒たちも自分たちのこととして考えながら、紹介された映像を見ることが出来たのではないかと思います。
インターネット上で安易なダウンロードをしない、送られてくる迷惑メールや架空請求に応じないということがお話の中で強調されていました。これから夏休みに入り、何かとインターネットに触れる機会が多くなります。一人ひとりがきちんとした知識を持った上で利用しなければならないと、改めて学ぶことが出来ました。
6月7日(土)・21日(土)の2日間、技能検定(鋳鉄鋳造鋳物作業)3級に挑戦する生徒18名が、ひろしまマイスターである道方隆行先生と木村正吉先生にプロの技能を学びました。生徒たちは、手ぎわ良く作業をされる先生の手元に意識を集中させ、そこから多くのことを学ぶことができたようです。また、先生方には実際に生徒の作業に対し丁寧に指導をして頂き、生徒の技能も大きく進歩しました。
検定試験本番まで練習を繰り返してさらに技能を高め、全員合格をめざします!
( 機械科・電気情報科主事 加賀 )
【生徒のコメント】
プロの技が間近に見られて感動しました。道具を大切に扱い、鋳物砂(材料)も無駄なく手際よく型に入れ効率よく作業されているのが良く分かりました。先生方のお陰で自分の技能も向上しました。道方先生・木村先生、2日間いろいろ教えて頂きありがとうございました。
豊田悠馬(機械科2年生/横路中学校出身)
1学年特進コースを対象に、「グローバルスタディ」という授業の一環で校外研修を行いました。今回は「国際協力の現状について理解すると同時にその在り方について考え、将来国際人として生きていくための資質を養うこと」を目的に、JICA中国にて1日訪問研修をさせて頂きました。
午前中はJICAの活動内容や、青年海外協力隊員としてベネズエラに行かれた方の体験談を聞きました。午後からは「貿易ゲーム」というアクティビティを通して、生徒たちは世界の貿易が与える影響、経済格差が拡大していく仕組みを体感し、グローバル化が引き起こす様々な問題を知ることができました。
最後に世界の民族衣装の試着や、世界の楽器を実際に体験させて頂き、生徒たちはこの1日で以前よりも世界を身近に感じることができたようです。
( 普通科特進コース1年副担任・英語科 渡邉 )
【生徒のコメント】
今回のJICAでの研修で、私たちは数少ない先進国に生まれ、不自由なく暮らせていることに、改めて感謝しなくてはならないと思いました。また、午後から行った「貿易ゲーム」では、他国とうまく関わっていくことがいかに大切なことであるかを学ぶことが出来たと思います。
今回の研修を通して、以前よりもさらに海外に興味が湧きました。次回は実際に外国人の方と交流してみたいです。
( 普通科特進コース1年 伊藤満梨子/宮原中学校出身 )