12月14日(日)、7人の生徒とともに、呉市動物愛護センターへボランティアに行ってきました。
作業服に着替え、日本愛玩動物教会の方から指導を受けると、さっそく作業を始めます。
作業は、犬舎のそうじ、動物のシャンプー、元気な犬たちの散歩、えさやりなどです。
はじめはぎこちない手つきでシャンプーしていた生徒たちも、何匹も洗っていくにつれて、上手になっていきました。
最後には、こわがって震えてしまう子犬たちに、やさしく声をかけながら、丁寧にシャンプーできるようになりました。
また、作業だけでなく、動物たちと触れ合うことも、大切なお仕事です。
捨てられて、人間不信になっている動物たちは、怖がって人間に近寄ろうとしないことがあります。
そんな動物たちは、なかなか新しい飼い主が見つからず、処分されてしまいます。
その一方で、生まれて間もない小犬たちは、私たちにしがみつき、はなれようとしません。
生徒たちは、「ペットは、かわいいだけじゃなく、世話をするのはとても大変なこと」、
「人間たちの無責任な飼い方のせいで、たくさんの動物たちが悲しい思いをしていること」など、
たくさんのことを感じたようです。
帰りの車内、作業の疲れをものともせず、
「どうやったらかわいそうな動物たちを救えるか」という議論が始まったとき、
生徒たちの優しい気持ちは必ずこの社会を変えていけると確信しました。